スポンサード リンク

販売促進とは 計画・企画から事例まで

販売促進とは、消費者の購買意欲や流通業者の販売意欲を引き出すための取り組み全般のことで、「セールスプロモーション(sales promotion)とも呼ばれます。

 販売促進の主な目的は広告などのプル戦略(広告などを利用して消費者の購買意欲を呼び起こし、消費者が特定の商品を指名して購入するプロモーション活動)などを通じて引き起こした消費者の商品やサービスへの関心を実際の購買行動に結びつけることで、プル戦略の中心ともいえます。

 販売促進の手段は、消費者向け・流通チャネル向け・社内向け(営業担当者向け)の3種類に分けることができます。

・消費者向け販売促進:流通業者を介しての商品の試供品などの提供を通じて商品を知ってもらい、試用を促す。商品の価格を下げたりオマケをつけたりして購買意欲を引き出す。商品のデモンストレーションを行う。店頭ディスプレイを工夫するなど。

・流通チャネル向け販売促進:売上量に応じて報酬金や報酬品を与える。商品のでデモンストレーションや陳列コンテストを開催するなど。

・社内向け販売促進:営業担当者の販売意識を高めるため、販売コンテストを行ったりセールスマニュアルの作成を行ったりする。

 販売促進はSP会社と呼ばれる販売促進専門の代理店が中心となって行うのが一般的ですが、大規模なイベントやキャンペーンについては大手広告代理店が中心となる場合があります。 スポンサード リンク