売り場の陳列における「エンド」とは、流通業界の業界用語でゴンドラ(陳列棚)の端のことを指します。
ゴンドラの端は「エンドコーナー」「ゴンドラエンド」とも呼ばれ、買い物客に強く印象を与えるため、セール品やお買い得品、新製品など店側が売りたい商品が並べられる傾向があります。
他にも、エンドには買い物客をゴンドラからゴンドラへと導き、回遊性を高める効果があるため「第3のマグネット」とも呼ばれています。スーパーマーケットでは入り口から入った突き当りのエンドがもっとも売上率が高くなるといわれています。
ゴンドラエンドに並べられる商品は次のようなものです。
・季節やイベントに関連する商品
ゴンドラエンドに並べられている商品を見て、買い物客が季節を感じ、ムードが盛り上がったり必要なものを思い出したりすることがあります。クリスマスやバレンタインなどのイベント関連商品もゴンドラエンドには欠かせません。
・ゴンゴラに並べられている商品と関連があるもの
エンドに並べられている商品と、ゴンドラ内の商品に関連性がなければ買い物が不便になり、購買意欲が削がれます。エンドに並べられている商品は一般ゴンゴラの中にも並べられている場合がほとんどです。
・よく知られている商品
CMなどでよく目にしている商品は、客にとって親しみやすさを感じさせ自然に足が向きます。
・利益率の高い商品
利益率の高い商品を、注目を集める場所に配置することで店の売り上げが上がります。
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